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【イベントレポート】Rナカシンネンカイ2018

2018年02月10日

2018年1月26日(土)、R-pro主催の「Rナカシンネンカイ」が開催されました。「名古屋っぽくない肌感覚を持っている人たちの集まる場所」という位置付けで始まったこの新年会は、円頓寺商店街の喫茶店「西アサヒ」にて開催されて3年目になります。今年も、名古屋を牽引する「名古屋っぽくない」6名の方に登壇いただきました。以下、白熱したトークセッションの内容を写真と共にご紹介します。

■トークセッション1「あなたの知らない名古屋のアスリートの世界」

〜大石駿介(ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者)×園部祐大(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ株式会社)〜
「名古屋のスポーツ」と言ったら、皆さんは何を想像しますか?このトークセッションでは、スポーツの世界で活躍する2人に登壇いただきました。1人目は、2017年にキックボクシングの世界チャンピオンとなった、名古屋出身の大石駿介さん。2人目は、Bリーグ名古屋ダイヤモンドドルフィンズのマーケティング担当・園部祐大さん。全く異なる種類のスポーツですが、地元名古屋でどのように自分たちのスポーツが愛されていってほしいかなど、スポーツに対する想いを語っていただきました。

大石さん「僕、昨年世界チャンピオンになって気づいたことがあるんです。街を歩いても、誰も僕が世界チャンピオンって気づかないこと(笑)。『ああ、このスポーツはまだまだ業界の一部の人しか知らないんだな!』って実感した瞬間、『もっと有名になってやりたい!』って思いましたね。そうやって、これから育っていくジムの後輩たちに、このスポーツに夢を持たせたい。」

園部さん「バスケって、生で見るとすごく魅力的なんです。会場が狭いから、選手との距離がめちゃくちゃ近い。そして、試合中に80点くらいは得点が入るから、見所である得点の入る瞬間がいっぱいなんです。ダンクとか、漫画の世界だけじゃないんですよ。でも、そんな『観る楽しさ』のベースには、まずは『このチームを自分たちが支えたい!応援したい!』って思ってもらうことが大事だと思っています。僕たちは、そんな人が名古屋にもっと増えていくよう、地域の人と一緒に色んなことを取り組んでいきたいです」

■トークセッション2「グローバル×ローカル」

〜市野 将行(グローカルカフェ代表)×碇和生(株式会社IDENTITY代表取締役)〜
このトークセッションでは、「グローバル」と「ローカル」という、一見真逆に見えるこの2つのキーワードに関して、名古屋で発信・活動をしているお二人に登壇いただきました。1人目は、バックパッカーとして世界80カ国以上をまわり、現在は名古屋駅西側に「glocal cafe」というゲストハウス&カフェバーをオープンし、年中世界各地から様々な人が訪れる空間を創り出した市野さん。2人目は、「名古屋から車で1時間」をキーワードにした東海エリアの地元WEBメディア「IDENTITY名古屋」を運営し、今年は岐阜県美濃加茂市で新しい場所作りを始めるという碇さん。お二人には、それぞれが考える「地域とグローバル」についてお話を伺いました。
市野さん「僕は以前から『自分と外国人の間にある見えない垣根を取り除きたい』と思っていたんですが、毎日ゲストハウスに来る人たちと関わっていると、実際にはそんなこと関係ないな、ってことに気づきました。結局、何気なく生活していると『”名古屋”っていうだけで同じ人種』みたいなことを思いがちだけど、でも実際には一人一人違うじゃないですか。どんな人に対しても、その一人一人の違いをどれだけ認め合って尊重できるかかな、って。僕は毎日ゲストハウスのチェックインの仕事をしながら、ゲストとコミュニケーションを取っていますね」

碇さん「僕がこれから取り組もうと思っている美濃加茂市での空きビルプロジェクト『MINGLE』には、実は『外国人』というキーワードが欠かせません。美濃加茂市って、かつてソニーの工場があったことから、外国人労働者がとても多いんです。でも、工場が無くなったことによって仕事を失ってしまった人がたくさん居るんですよね。今は、遠隔でも仕事ができる世の中。このプロジェクト『MINGLE』を、いわばトレーニングセンターのような形で、日本人や外国人問わず美濃加茂市の人たちに使ってもらって、美濃加茂から日本や世界と仕事ができるようにすることが理想。地域に住んでいる人たちにオープンな、そして色んな可能性を開ける場所にしていきたいと思っています」





■トークセッション2「イマドキの名古屋の大学・大学生って」

〜増田 茂(大学生協東海事業組合連合)×若目田 大貴(名古屋スタートアップ株式会社)〜
最後のトークセッションでは、「大学」がキーワードの名古屋の2人。1人目は、大学生協にて様々な学生支援事業を行なっている増田さん。2人目は、この3月で大学卒業予定という、現役学生起業家の若目田さん。「大学」といいつつ、真逆なポジションにいる2人の大学関係者に、「今時の名古屋の大学・大学生」について伺いました。


増田さん「大学生協には、海外の企業や大学と連携しながら、留学先を広げたりして海外留学の可能性を広げたり、留学を希望する学生の支援をしている事業があります。今の大学生って、海外留学をする学生も減っています。しかも、海外留学をする学生の7割が女性という現状があり、もう、『男子どうした!』って感じですよ(笑)でも、今年卒業する名古屋の大学生には、自分たちが背中を押して海外インターンシップを体験した結果、世界の大手コンサルファームに就職が決まって学内で話題になってる男の子がいるんです。他にも、1年間海外留学をした結果、大学卒業後に起業する女の子もいます。そういう学生を見ていると、いつの時代も頑張る子には道が開けるんだな、と実感します。これから学生の人口がさらに減って行く厳しい環境となりますが、目の前の学生一人ひとりに、どこまで何ができるか取り組んでいきます」

若目田さん「2016年に起業したこともあり、『学生起業家』ということで注目されることはあるけれど、実は名古屋って、他の地方と比べても20代の若手起業家って多いんです。最近は特に、名大や名工大が、大学全体で起業を応援しているという追い風もあります。これは本当に嬉しいことです。実際に、僕が起業したあと、知り合いが3人ほど起業しました。彼ら、スゴイから、正直負けたくないんですよね(笑)。でも、思うのは、学生のうちはリスクも少ないし、起業するにはすごくチャンスだと思います。もうすぐ卒業してしまうので『学生起業家』ではなくなるけれど、これからも起業家として周りに色んな影響を与えていきたいですね」



今年のRナカシンネンカイも、登壇者のトークセッションはもちろんのこと、参加者たちのネットワーキングタイムも大盛り上がりで閉幕。2018年もこの場所から、名古屋っぽくない人たちが名古屋を盛り上げること間違いなし!また来年のシンネンカイでお会いしましょう!